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社内の無線LANが遅い・切れる・繋がらない——現場で見てきたトラブルの本当の原因と正しい解決策

ネットワーク 法人向け
「会議中にWi-Fiが突然切れる」「特定の場所だけ繋がらない」「全体的に遅くて業務が止まる」——こういったネットワークトラブルの相談を多くいただきます。実はその原因のほとんどは、機器の選択と設置方法にあります。
この記事でわかること
1
法人環境でよく起きる無線LANトラブルの症状
2
トラブルの本当の原因(現場で見てきたリアル)
3
家庭用ルーターを法人で使ってはいけない理由
4
正しい無線LAN構築のポイント
5
業者に相談するタイミングの目安

1. 法人環境でよく起きる無線LANトラブルの症状

IT担当者や経営者からよくいただく相談の症状は、大きく3つに分けられます。

症状よくある場面業務への影響
繋がらない・届かない特定の部屋・フロアだけ圏外になるその場所での業務が完全停止
遅い・重い午前中は快適だが午後になると遅くなるクラウドサービス・Web会議に支障
よく切れる・不安定Web会議中に突然切断される商談・打ち合わせの中断

「再起動すれば直る」「しばらく待てば戻る」——こうした対処を繰り返している場合、機器や構成に根本的な問題がある可能性が高いです。

2. 現場で見てきたトラブルの本当の原因

古い家庭用ルーターと絡まる配線——法人ネットワークトラブルの原因
実際の現場でよく見かける状態。家庭用ルーターと中継器が混在し、配線も整理されていない。

相談を受けて現地を確認すると、原因はほぼ決まったパターンに集約されます。20年の現場経験から、よく見かける原因を正直にお伝えします。

現場でよく見る原因 TOP4
1
家庭用ルーターの老朽化——最も多いケースです。「昔、詳しい人が設置したまま」「購入して7〜8年経つ」という機器が法人環境でそのまま使われています。家庭用は同時接続数・処理能力ともに法人用途には不十分です。
2
市販の中継器を追加してしまっている——電波が届かない場所をカバーしようと、ホームセンターで買った中継器を追加設置しているケース。これが逆効果になることがほとんどです。中継器を経由するたびに通信速度が落ち、接続の不安定さが増します。
3
配線がループしている——スイッチングハブをつなぎ足しているうちに、ループ(環状接続)が発生しているケース。ループが起きるとネットワーク全体が極端に遅くなるか、完全に停止します。「急に全社のネットが繋がらなくなった」という緊急相談の原因はこれが多いです。
4
アクセスポイントの設置位置・台数が不適切——「とりあえず1台置いた」という状態で、建物の構造・壁の材質・フロアの広さに対してカバーエリアが足りていないケース。電波は壁・ガラス・金属などの障害物で減衰します。

3. 家庭用ルーターを法人で使ってはいけない理由

「繋がればいい」という感覚で家庭用ルーターを使い続けている企業は少なくありません。しかし、家庭用と法人用では設計思想が根本的に違います。

比較項目家庭用ルーター法人向けアクセスポイント
同時接続数数台〜十数台を想定数十台〜100台以上に対応
連続稼働長時間稼働で熱暴走しやすい24時間365日稼働を前提に設計
管理機能ほぼなし複数台を一括管理・監視できる
セキュリティ基本的な機能のみVLAN・認証・ログ管理に対応
サポートメーカーサポートなし〜限定的保守契約・障害対応が可能
よくある誤解
「高いルーターを買えば解決する」は間違い

家庭用の高性能ルーターを買っても、法人環境では同じ問題が起きます。機器の性能より、台数・設置位置・設定の方が実際の通信品質に大きく影響します。まず現状の構成を確認することが先決です。

4. 安定した無線LAN環境を作るための正しいアプローチ

法人向けの安定した無線LAN環境を構築するには、機器を買い替えるだけでは不十分です。以下の順番で考えることが重要です。

正しい無線LAN構築の手順
1
現状の構成を把握する——どんな機器が何台あり、どう繋がっているかを可視化します。ここで配線ループや不要な機器が見つかることが多いです。
2
必要なカバーエリアと同時接続数を確認する——フロアの広さ・壁の構造・同時に接続するデバイス数をもとに、必要なAPの台数と設置位置を設計します。
3
法人向け機器に切り替える——UniFi・Cisco Meraki・NEC UNIVERGE などの法人向けAPは、複数台を一括管理でき、障害発生時の対応も容易です。
4
有線LANのバックボーンを整える——無線の問題と思っていても、有線側のスイッチやケーブルが原因のことも多いです。有線と無線をセットで見直すことが重要です。

5. 業者に相談するタイミングの目安

「自分たちで対処できる問題か、プロに頼むべきか」の判断に迷う方も多いと思います。以下に当てはまる場合は、一度専門業者に現状を見てもらうことをおすすめします。

こんな状態なら相談のタイミングです
再起動で一時的には直るが、また同じ問題が繰り返される
現在使っているルーターが5年以上経過している
中継器を追加したが改善しなかった
社員が増えてデバイスが増えたのに、ネットワーク機器は昔のまま
Web会議・クラウドサービスを使い始めてから遅くなった
ネットワーク構成が把握できていない(誰が設置したかもわからない)

伊勢志摩テックの無線LAN構築・ネットワーク改善

現状診断から

まず現地でネットワーク構成を確認。問題の根本原因を特定してから提案します。

設計・施工・設定まで

AP選定・設置位置設計・配線工事・機器設定まで1社で対応。複数業者に分ける必要がありません。

工事後のサポート

構築後のトラブル対応・機器の監視・設定変更まで継続してサポートします。

三重県内の企業・IT担当者様へ

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「原因がわからないまま困っている」「一度ちゃんと見直したい」という段階からご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です。

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谷川原一将
株式会社伊勢志摩テック 代表取締役 谷川原 一将
電気通信工事・ネットワーク構築からAI・DX活用支援まで。現場経験と自社実践をもとに、地域の中小企業のITパートナーとして活動中。
 

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